2025年度から新たに始まる「江戸東京伝統芸能祭」は、半世紀以上にわたり親しまれてきた「都民芸術フェスティバル」を継承し、能楽、日本舞踊、邦楽、寄席芸能、民俗芸能など、日本の伝統芸能に特化した祭典として生まれ変わりました。本格的な舞台公演から、気軽に参加できる体験型ワークショップまで、子どもから大人まで幅広い世代にお楽しみいただけます。
2026年1月から新たに始まる『江戸東京伝統芸能祭』の魅力を3日間にかけてお届けするプレイベント!
多彩な伝統芸能をトークと実演でご紹介します。


2026年1月に開幕する「江戸東京伝統芸能祭」。
その幕開けを飾るプレイベントでは、3日間にわたり多彩な伝統芸能をトークと実演でご紹介します。
江戸の町人文化に根ざした邦楽や舞踊、武家の式楽として
大成した能楽、そして庶民の娯楽として花開いた歌舞伎 ――
それぞれの芸能が持つ歴史や魅力を、第一線で活躍する演者と解説者がわかりやすくひも解きます。
豊かな音楽と舞、語りが織りなすひととき。
日本の伝統芸能の奥深い世界を、どうぞ存分にお楽しみください。
2025年10月24日(金)|25日(土)|26日(日)
各日 一回目 13:00 開演|二回目 16:00 開演
※公演時間は各回約40分
【24日(金)】
岡本宮之助(新内)|東音西垣和彦(長唄)|若柳杏子(日本舞踊)ほか
葛西聖司(古典芸能解説者)
【25日(土)】
武田宗典(能楽師)ほか|永尾亜子(聞き手・フリーアナウンサー)
【26日(日)】
一回目 : 中村京蔵(歌舞伎俳優)|葛西聖司
二回目 : 鳥羽屋三右衛門社中(長唄)ほか|葛西聖司
日本橋三越本店 本館1階 中央ホール
無料
歌舞伎や舞踊とともに発展してきた、
長唄や浄瑠璃などの江戸邦楽。
豊かな歌と演奏、そして踊りの実演に加え、
古典芸能解説者である葛西聖司氏のトークを交えながら
わかりやすくご紹介します。
日本の伝統芸能の奥深さをぜひご体感ください。
新内 『蘭蝶 – お宮口説』
浄瑠璃 : 岡本宮之助|三味線 : 鶴賀鶴二郎
上調子 : 鶴賀伊勢一郎
『鏡獅子』 より 「大薩摩」
唄 : 東音西垣和彦|三味線 : 東音高橋智久
日本舞踊 『君が代松竹梅』
舞踊 : 若柳杏子
長唄 『勧進帳』
唄 : 東音西垣和彦|東音野口悦至
三味線 : 東音高橋智久|東音阪本剛二郎
囃子 : 堅田喜三久|堅田喜代実|
望月左太晃郎|福原寛乃
※各回同一演目

岡本宮之介

東音西垣和彦

若柳杏子

葛西聖司
江戸幕府の庇護を受け、式楽として大成した能楽。
時を超えて現代にも息づくそのエッセンスを、
能楽師 武田宗典氏による
仕舞、舞囃子(能の特定の一部分を舞う)の実演と
トークでひも解きます。
【一回目 : 実演】 仕舞「玉之段」
【二回目 : 実演】 舞囃子「高砂」
【シテ方】 武田宗典|坂井音雅|武田文志|坂井音晴
【囃子方】 笛 : 一噌隆之|小鼓 : 大倉伶士郎|
大鼓 : 柿原弘和|太鼓 : 桜井均

武田宗典

永尾亜子
一回目は、歌舞伎俳優・中村京蔵氏と
古典芸能解説者・葛西聖司氏による対談形式で、
江戸三座が牽引した歌舞伎の歴史や魅力、芝居小屋の盛衰に迫ります。
続く二回目では、鳥羽屋三右衛門社中氏を迎え、
舞台に彩りを添える黒御簾音楽の魅力を深く掘り下げます。
役者と演奏者、それぞれの視点からひも解く歌舞伎の世界。
その多彩な魅力を、どうぞじっくりとご堪能ください。

中村京蔵

葛西聖司
主催 :
東京都|公益財団法人東京都歴史文化財団| 江戸東京伝統芸能祭実行委員会
協力 :
日本橋三越本店
助成 :
一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)|
公益社団法人日本演劇興行協会
後援 :
中央区|中央区教育委員会|一般社団法人中央区観光協会
制作 :
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
